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悪夢の保健所訪問で『屋台は無理だけど、喫茶店営業なら可能かも!』 っていうフニャフニャの手応えを掴んだカフェオレ屋台計画。 しか〜し、ボクらの前には、依然として深くて長くて暗い川が横たわっていた。 そう、それは『喫茶店営業許可申請には、図面がいるらしい』っていう事実。 「図面どうする?アニィ、一応建築学科卒じゃん。パパッと書いちゃってよ。」 「おいおい、そんなに気楽に言うなって…でもさ、肝心の屋台っつーか、 カウンターのサイズとか場所とか決まってないじゃん?」 「だな。とりあえず、どうなるか分かんねぇけど、屋台から作り始めるか!」 「オッシャ!なんかヤル気出て来たわ。明日早速トンカチ(日曜大工店)行こうぜ!」 「ッシャ!んじゃ、明日は朝9時集合だな!」 12月某日の日曜日。PM2:00。 ふぁぁ〜良く寝た…って、もう2時じゃん! 日曜の1週間で一番気持ちいい寝起きのゴロゴロタイムをスッとばして、 ボクは目覚まし時計をわし掴みにしてガバッと起き上がった。 そのまま、『朝起き次第電話してくれ。』って頼んでおいたダイに苛立ちを 覚えながら早速電話。 頭の中では、もちろんダイの『明日は9時集合』って言葉がリフレイン。 「もしもしダイ?なんだよ!朝起きたら電話くれ、って言っといたじゃん!」 「はぁ?朝起きたら電話する、ってアニィが言ってたんじゃん!」 「………。」 「………。」 寝起きの超不機嫌トークは早々と切り上げて、ボクはクルマでダイをひろって、 そのままトンカチへ直行。 日曜の昼下がりのトンカチは、横浜市内の日曜大工ファンで大盛況。 『ほほぅ、日曜大工っつーのは結構市民権を得てんだな。』なんて妙に感心 しながら店内に入ると、そこはオモチャの山だった。 『やっぱさ、グラインダーはデンソーだよな。』なんて、興奮と知ったかの 入り混じった会話に飽き始めると、ボクらはようやくお目当ての木材売り場へ。 木材売り場には、もの凄い種類の材質と寸法の木材がズラっと揃っているし、 木材の接合に使おうと思ってた金物売り場には、使い方すら良く分からない 金物がゴロゴロ転がっていて、ボクらはメダパニ級に混乱させられていた。 ダイは過去に材木店でのバイト経験があるって言ってたのに… 「やっぱさ、屋台作るのも屋台の図面書いてからの方がいいんじゃねぇ?」 「そうかなぁ…」 「だよ。アニィ一応建築学科卒なんだからさ、パパッと図面書いちゃってよ。」 「ノー!図面なんかいらねぇ!」 「えっ?」 「事件は会議室で起こってるんじゃない!現場で起こってるんだ!」 「(ダイの絶叫再現音声はココをクリック)」 どうなる?踊るカフェオレ屋台。大声は近所迷惑です。
今回のダイの絶叫を聞くには、リアルプレイヤーが必要です。
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